看護師としての経験を活かす場の一つに、介護施設があります。
院で働いてきた人にとって、不安な一面があるかもしれませんが、新しい場所を目指す人にとっては、未知の世界で経験を積むチャンスとなる可能性があります。
高齢化社会と言われる現代ではその需要は多く、供給が追いつかないくらいです。
そのために、引く手あまたの就職先があり、自分のいきたいところを見つけることあできます。
新しい道を模索している人にとっては、かなりの広き門とも言えるでしょう。
これはかなり大きなメリットとなります。
また介護施設と言っても、その種類は様々です。
看取りまでを行うような特別養護老人ホームから、生活の場となっているケアハウスまで、多種多様です。
介護施設にはまず医師が常駐はしていないため、不安もあるかもしれません。
けれどケアハウスなどは比較的軽度な人が多く、日々の生活を安全に行うための介助的役割を担うくらいで、大きな治療を行う事はまずありません。
初めて介護に携わるというような人には、とても働きやすい現場です。
デイケアには二種類あり、一つは通所リハビリテーション、もう一つは精神科のデイケアがあります。
身体的なケアを行いたいのか、精神的なケアを行いたいのか、という選択肢も広がり、どちらもいい経験になる可能性があります。
デイサービスには、レクリエーションや入浴など様々な特化型があり、自分に合った施設を選ぶを事が出来る上、日中のみの勤務でいいので夜勤をする必要もありません。
介護現場それぞれにメリットがあるので、自分にあった道を探しやすい世界と言えるのではないでしょうか。